＊　理由　＊

　三ヶ月ぶりぐらいにHPを更新する内容がいきなり「理由」。

なんの理由？ってな感じですよね。そう、今年Pasiが日本に遊びに来ていて

帰国したのが2005年１月６日。その次の日から仕事始めで泣きながら仕事を

するだろうと思いつつそうでもなかった。

二月末ごろから自分の心のなかで「なんだか違う」「なんだかもういいかも」

（もちろんPasiとの関係）と思い出した。その理由が漠然としていてなんだか

よく分からなかったけれど今思えば、Pasiがやさしすぎるｺﾄかもしれない。

無いものねだりと言われるかもしれないけれど、なんだか私が求めているﾓﾉ

とは違う気がしている。電話を時々するが（Mikiﾏﾏに最近PasiにTELしてるの？

と後押しされて）HoneyとかSweetyとか言われても「ﾊｲﾊｲ」としか思わなくな

ってしまったのは致命的。始めは「これが倦怠期か？！」と思っていたけれど、

果たして倦怠期なのか？　私から見るPasiは全く将来のビジョンを持たず、

良く言って「今を生きている」。

私が卒業した年に大学に入学し、これで４年間待たないといけないのか･･･

と泣いたのはついこの間の夏。しかし、Pasiは私が忙しいとかこつけて連絡を

取らなくなって約１ヶ月後、なんの相談もなしに大学をやめていた。

いくら学費が無料だからといって自分に見切りをつけるのは早すぎるのではないか

･･･だってたったの半年しか大学に通ってないんだもの。理由は次のセメスターから

追試制度が無くなるとのｺﾄ。一つでも何かテストを落とすと留年決定らしい。

そして大学の授業が難しすぎるから。

私からすると難しくて当たり前。私だって大学時代全く中国語が分からない状態で

北京に留学したし、普段話してる日本語を教える資格も取った。

（舌打ちするときの「ﾁｪｯ」って音は専門的にいうと後部歯茎破察音）

知らないことを学ぶのは誰に対しても難しいもの。それをやめてしまうなんて。

途中で投げ出したらそれははじめから無かったもの。

こういった理由で彼のﾋﾞｼﾞｮﾝが全く見られないことが私にとっては

「あきれてしまった」「もうついていけない」となってしまった。

別にお金持ちになってほしいとか、ノーベル賞とってほしいとかではなく

なにか自分で決めたことの筋を一本とおしてほしい。それが私が男性に求めること。

Pasiが大学を辞める少し前、また私の母が胸部痛を訴え夜家族で緊急病院に行った。

以前私が留学中に同じｺﾄがあり、その時は寝れないほど心配だった。

今回も大したことはなかったが、３人姉妹の長女である私が将来海外に住んでもいいのか？

という疑問を残す事件だった。そう、高校時代週一回だったからという理由に入った

茶道部。片道２時間半かけて通った大学４年間。それは少しでも空いた時間に家事を

して母の負担を減らすため。Pasiに対して「一本筋を通す」という感情を持っている

のであれば私も高校時代からそうしていたように将来も母のために日本にいるべきでは

ないのか、と思う。このことも一つの「理由」

そして最後に一つ。一連のPasiに対しての感情や、母の体のｺﾄを相談できる相手が

そばにできたこと。恋愛感情とかは全く無いといったらうそになるので「今」はﾅｲ

といったほうが真実。

このような「理由」によって今現在も尚、Pasiとぐずぐずした関係を持っている。

ただ、夏休みに北京か上海で数日間Pasiと会おうかという相談をしていて、

それがいい方向へむかうきっかけになってほしいと思う。

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