* ダニ珍騒動 *
  PasiはスウェーデンStockholmでガーデナーとして働いている(要は庭師か・・・)
  ガーデナーにとっての最大の敵は「ダニ」らしい(Pasi談)
  そのダニは噛み付くとなかなか外れない。しかもそのダニから感染症が
  おこるらしく(日本でいう蚊を媒体とした日本脳炎みたいなモノかしら?)
  ダニの話を聞いてから草むらでごろんと寝転がって本を読むときはぜったい
  マットを持参したし、サンダルで歩くときにはPasiにおんぶしてもらった(笑)
  日ごろからよくダニの話をしているある日、
  お風呂に一緒に入っていたらPasiのわき腹に小さな黒の点。
  「あれ?ほくろ増えたんだ!」とよく見ると虫だった・・・
  虫が大ッ嫌いな私は「なんか虫ついてるよ」とPasiに言う。
  そしたらPasiが大騒ぎ!! ダニだった・・・・
  手ではらってもとれないのがそのダニ・・・
  手術開始・・・
  ダニ取り専用のピンセットでPasiのわき腹なので私がやる羽目に・・・
  Pasiはフィンランド語でずっと4-letter-wordをはき続けているし・・・
  何とかなだめてピンセットでがんばってとるが、
  「あ、ごめん。なんだか黒い点だけ残っちゃった・・・」となんだか全部
  ちゃんと取れなかったことを言うと
 「そこがダニの口だよ!!そこを取らないと意味無いんだ!!」とキレ出した。
  そして、私は逆切れ。
 「そんなん、ダニ用のピンセットなんて初めて使ったし、うまく取れるわけないやんか!
 そこまでいうなら自分でやるかお兄ちゃんに頼めばいいやろ!」とキレると
 英語力が二倍ぐらいに上がる私(笑)は怒鳴っちゃいました。
 Pasiも危険を察知したのか誤りつづけ、最後はろうそくの火でダニを火葬にしました!
 このあと、Pasiのわき腹は赤く腫れ上がることもなく大事にはいたりませんでしたが、
 次の日、Pasiがダニの感染症予防の注射をうちに行ったのは紛れも無い事実でございます。
 ホント、大げさなんだから・・・ 
 
            * Swedeniroiro *
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